A1ポイ&グラフィックポイを使用したパフォーマンス作成の長れ

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  A1ポイ&グラフィックポイを使用したパフォーマンス作成の長れ

※写真は先日出演した TEDx KIDs @ Chiyodaでのパフォーマンス写真。Flickr より

A1ポイを使用したパフォーマンス作成はこれまでのポイから1つ先を行った、光と密接な関係を持った新世代のパフォーマンスで、そのために複雑な作業が増えてきます。
プログラムの流れをもっと簡単にしていきたいので、A1ユーザーのみんなと、またこれから光とポイのコラボレーションをやってみたいと考えているすべてのパフォーマーに、現時点で僕の持っている情報、How to を共有します!

Contents Time [h] memo
1 曲選び
2 曲の解析・編集 with ACID Music Studio 2
3 Poi Score(紙) への曲書き出し 1 時間のないときは省略
4 Poi Score(紙) へのイメージ書き出し 2 時間のないときは省略
5 ACID から Excel への Time Line 書き出し
Timeと色イメージを記入する
1
6 Time Line に沿ってA1を実際に使用しながらプログラム 4 1分あたり1 hour 程度
7 完成したプログラムのチェック・調整 1
8 プログラムを用いて練習
9 グラフィックの作成
10 イベントのロゴ・画像の作成 2
11 グラフィックのプログラム 1
12 全体通してA1 と プログラムの整合性チェック 1

1 曲選びは無限の時間がかかります。どこかで運命の出会いがあるか、妥協するか・・

2 ACIDを使って曲を細かく解析します。解析しながらバランスをみつつ長さの調整もしたりします。ただ曲を解析するなら1回でできます。

音楽の解析をACID MUSIC STUDIOで行って、それがこうなります。

acidtimeline.jpg

各マーカーの時間をエクセルに移しながら作業します。

3 Poi Score へは手書きでACIDのタイムマーカーのナンバーを移しつつ、曲調に合わせて色つけたり、メモを書いたりします。

4 出来上がったスコアへ、細かくイメージや動き、色のメモを書いていきます。

ただ、時間がない場合は3~4は飛ばしてすべてACIDとエクセルに書いています。

5 下書きとして、各キーポイントのマーカーの秒数をエクセルに転記していきます。

6 ここが莫大な時間がかかるばしょです。本気を出すと曲1分あたり1時間かそれ以上かかります。エクセルを使用した細かい作業が発生します。
最低限の計算式を使用してはいますが、もっとミスの少ない、楽な形はできないか・・と奮闘中です。
もはやポイスピナーというより、ポイプログラマーという分野が生まれています。たぶん世界で数人いるかいないかですが・・
エクセルの作業中に、フェードのタイミングや色を変えるタイミングを随時追加したり削除したりするので、そのたび計算式をコピーしたり、ずれを調整したりしていますが、そのあたり自動でできるプログラムにならないかなぁ?出来る人教えてください。。

出来上がったエクセルサンプルはこちら。(ダウンロードしてエクセル等でご覧ください)

これをテキストにコピーして、A1プログラムマネージャーで読み込みます。

7 一通り出来上がってわくわくしながらプレビューして、エラーが見つかって修正して・・そうしているうちに、ポイの練習時間は削られていきます(涙)

プログラムにかかる時間を甘く見積もるとそうなってしまうので、今後は倍以上の時間を考えて、練習時間とのバランスをとっていこうと思っています。そのために上記のような所要時間リストをつくってみました。

この動画は先日おこなった結婚式の二次会で使用したプログラムと、それを参加者に共有するための動画です。

8 事前にプログラムを組めば、他のパフォーマーにプログラムを送って共有できるのもA1ポイのいいところです。
そして光の色やパターンで振り付けを効率的に覚えられます。

9 A1とセットで使っているグラフィック、画像作成にも莫大な時間はかかります。

10 イベントロゴ等はすであるデータを調整していきます。

11 ACID,EXCELを使用してプログラムを組みます。

12 全体できちんと通るか、A1+グラフィックのプログラムを確認します。

これだけの作業を一人でやっていると、仲間がほしくなります。

A1,Graphic Poiユーザーの皆さん、これらの情報をもとに、発展したアイデアがうまれることを楽しみにしています!何か思いついたら是非シェアしてください!


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