第66回紅白歌合戦 氷川きよし バックダンサー ポイ応援団

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  第66回紅白歌合戦 氷川きよし バックダンサー ポイ応援団

ザッツ、日本! ザッツ、紅白!第66回紅白歌合戦。
2015年最後はこれまでの人生で一番大きなパフォーマンスプロジェクトで締めくくりました。

氷川きよしさんを盛り上げる、特別な演出としてのポイ。
この提案をいただいたNHK川口さん、ずっとポイチームの面倒を見て付き合っていただいた古賀さんをはじめスタッフの皆さまにはこの素晴らしい機会をいただいたことに心から感謝しております。本当にありがとうございました!

最初の連絡が12月7日。きゃりーぱみゅぱみゅちゃんのツアー最終日の出演が終わった翌日、ほっと一息つくまもなく紅白出演のありがたいお話を頂きました。打ち合わせを重ね、話が展開していくうちに大勢のダンサーさんとも共演することがきまり、総勢145名のダンサーチームに14名のポイチーム。
合計159名という、史上最大規模の人数で挑む紅白歌合戦、かなりギリギリの戦いとなりましたが全員のチームワークで素晴らしいものに仕上がりました。
この大人数の士気を高め、最終日には一致団結、アツイ気持ちで本番に気持ちよく挑めるような流れを作ってくださった西田先生は本当に素晴らしい方でたくさん学ばせていただきました。

2005年のナランハファイアーフェスティバルから始まった、日本のポイ、ファイアーパフォーマンス界。
あのときからずっと第一線で頑張っている尊敬するみんなや、新しい世代、そして高校時代からの付き合いの仲間。
スケジュール的な問題や、距離的な問題などもあって、誘うことができなかった仲間もいますが、これまでポイを続ける中で繋がったと全力で臨んだ紅白歌合戦だったと思います。
現場もすべて本気の人たちで毎日全力で動き続ける刺激的な日々でした。

ギリギリまで全体像が見えない中、こちらで作ったものも日々修正変更が続き、眠れない日々が続きました。
振付を作っていかなければならない中、プログラム作業も並行して行い、打ち合わせも重ねていくとなると、120%で活動し続けても本当に限界がありました。

それでも今回うまくいったのは集まってくれたみんなはそれぞれがそれぞれの世界で第一線で活躍するメンバー、そしてポイを本当に大好きなメンバーが集まっていたから。
きっと大変だろうけど、最後には凄くいい形に仕上がる自信は最初からありました。

打ち合わせやプログラム修正が相次ぐ中、振付の細かな部分にまで作る時間が取れない時はみんなで力を合わせて、それぞれでよりクオリティの高いものを作る努力をしてくれていて、自分が戻ると
「こんな感じで作ってみたけどどう?」
という風に素晴らしい振付が上がっていることがあり、さすがだなぁ、と思わされることが何度もありました。

ジャンルが様々なパフォーマーが集まっているからこそ、自分にはない視点からの新しいアイデアがどんどんと出てきてクオリティが高りました。
きっと自分一人が仕切ってやっていたのではいっぱいいっぱいだったと思います。
紅白でポイのカッコいいところを見せつける!その思いを共有できるメンバーが集まっていたからこそ、遠慮のないディスカッションが日々繰り返されて、本当に毎日が刺激的で楽しく、そして前進し続けているワクワク感が充満していた気がします。

予備を含めると全部で25セットという、だれもやったことがない未体験な世界。
プログラムの流し込みや充電、管理。それらを引き受けて現場をサポートしてくれたバックステージボーイズの4名に心から感謝しています。


最終日に出番前、一人一人と握手をして話した時になんて完璧なメンバーが集まったんだろう、と思いました。
誰かが出演できなくなるかもしれない、やっぱり出演を辞退するかもしれない、そんな流れがぎりぎりまであったけど、結果このメンバーが集まり最後まで一緒に走り抜けることができて本当に良かった。
年末の忙しい中、何とかスケジュール調整をして参加してくれて、毎日朝から晩まできついスケジュール練習スケジュールでもそれを心から楽しんでついてきてくれたメンバーのみんなに心から感謝しています。

全員が感じた「もっともっとやれる!」という確かな手ごたえ。
これから始まる新しいポイの世界への大事な、そして大きなステップ。
紅白歌合戦の現場をみんなとともに大成功に終われたことを本当にうれしく誇らしく思います、本当に心から感謝しています。

2016年はまだ見ぬポイの可能性を解き放ち、世界に発信していきます!ポイの新たな飛躍の一年が始まりました、あけましておめでとうございます!


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