スタジオライブラの長谷川はるかさんからのご依頼で、ベリーダンス会で流行っている、ポイベールの回し方を習得するためのポイ基礎ワークショップ、全3回2週にわたって開催しました。
ポイベールとはポイの先にベールをつけて、ベリーダンスとポイを組み合わせて踊るパフォーマンス道具のことで、
相性の良い二つのパフォーマンスを組み合わせ、ここ数年で日本にも流行り始めているようです。
動画を見るとこんな感じ。
ベリーダンスの動き、回転に大きく広がったポイベールが映えますね♪
しかし見よう見まねで真似してみても、ベールが絡まってチャンと回せません。
そこはポイのスキルが絶対不可欠。
ダンスをする場合、自分の体ひとつなので自分の思い通りに動きますが、ポイをもつとポイの軌道や面を理解しなくてはポイは自分の思い通りになかなか動いてはくれません。
そしてポイ同士があっという間に絡まって踊りどころではなくなってしまいます。自由に踊るためにはポイのコントロールを身につける必要があり、逆にきちんとポイをコントロールできるダンサーがポイベールをもつと物凄く美しいパフォーマンスになります。
今回はポイを綺麗に回すために必要な基礎、面・軌道・リズムなどのポイントを中心にじっくり丁寧にクラスを行いました。
写真ははるかさんのブログより頂戴しました
みんな
「難しい~!」「けどできたら楽しい~!」
と真剣かつ楽しくレッスンを満喫してくれていたので僕も教え甲斐がとってもあるクラスでした。
初日にできなかった動きも3日目には大分できるようになっていました。
ウィーブやウィンドミルなど発展系の動きは個人差はありますが、サイド面、ウォール面、そしてそれぞれの"つなぎ"を理解していただけたと思いますので後は反復練習で徐々に回せるようになると思います♪
正しい軌道を理解していると、どこに回せば絡まらずに踊れるか、ということがわかってくるので自然に踊れるようになっていきます。
本当は4~5回のクラスを行ってから振り付けをするべきなのですが、
「せっかくなので最後は振り付けを踊りたい!」
というベリーダンサーの皆さんらしい要望にこたえて、ちょっとむりかもなぁ~と思いつつ、最終日に振り付けを用意していきました。
最終日の残り30分で振り付けを行いましたが、それまでうまく回せてなかった人もなぜか回せるようになっていました笑
さすがダンサーの皆さん、振り付けの習得の早さに驚きました。
基礎の反復を行ったからこそ対応できたとおもいますが、振り付けにあわせて多少強引にでも流れに沿って回していくと体が自然に対応してくれるのかもしれませんね。
そのときの動画がこちら。
たった3回のワークショップですごく上手くなっていますよね♪そしてみんな楽しそう☆
今後の上達がとっても楽しみです。
ベリーダンスの舞台で美しいポイベールが回る日がくるのもきっと近いはず!
ぜひ続きのクラスを行って競演してみたいなぁと思いました。
きっともう1シリーズくらい継続してレッスンすればベールポイダンサーの群舞ができるようになる気がします。
クラスの最後はとってもずるい光りものポッドポイでデモンストレーション
クラスで教えることのできなかったポイの可能性を体験してもらいました。
ワークショップで実際に楽しさを体験し、デモンストレーションでさらにポイの魅力を感じてもらえていたらうれしいです。
これからもベリーダンスの世界にポイが広がって新しい表現がたくさん生まれたら楽しいなぁ!
素晴らしい機会を下さったStudio Libra のはるかさん、ありがとうございました!
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