ニックは曲にあわせて振り付けそしたことがなく、
とまどっているようだったけど、
彼はこれまでビデオ編集に力をいれていたので、
俺の視点にはない、面白いストーリー性のある、
映像の作り方を提案してくれます。
うまく出来上がればかなり面白い映像になると思うので、
COL2007に送るよていです。
ただ、映像はあくまで映像作品で、
パフォーマンスとは違う位置にある。
いままであたまの中にあった
「アート」と「パフォーマンス」
わかれているつもりだったけど、
俺のやっているアートはだいぶパフォーマンスより。
ニックのやっている映像はパフォーマンスからは
だいぶはなれた位置のアート(コメディーだけど)にある。
あたらしい視点がうまれました。
ニックと振り付けをつけていておもったことは、
彼はすべてをpcでやろうとしている。
しすぎているかもしれない。
楽譜もFINAL CUT PROでテキストを表示させてつくっている。
それはそれでいいのだけれど、
PCソフトを使うとその中でしか
作業はできないし、pcが使えない、
同じソフトを持っていない人とは共有できない。
やっぱり大事な部分はペンを手に持ち、
絵を交えながら書き込んで行ったほうが良いのかと思う。
デジタルに頼りすぎると頭がかためられるきがするのだけど、
ニックを見て「え!?これもpcに入力するの!」と思った。
多分俺が楽譜を作ってjpgでトウゴに送ったとき、
トウゴも同じ反応だったのかもしれない、
と思った。
PCは便利だけれど、
気づかないうちにPCに制約された世界のなかの、
便利さで活動しているのかもしれない。
依存しすぎることなく、
うまくつきあっていきたいと思います。
あれ?ビデオの話だったのになんか違うおわりかたになっちった。・・