East Fire Festival

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East Fire Festival 2日目。 

ハリコフ市内の川の大きな中州?にある公園で、 
大きなステージを立て、一般市民向けのイベントとして行われたEFF二日目のメインイベント。 
ファイヤーシアターコンテスト。 


ウクライナ・ロシア・ベラルーシ 


各国からあつまった各チーム10名くらいのプロのファイヤーダンスチーム、 
彼らは自らをファイヤーシアターと呼びます。 



それは彼らのショーが「シアター」だから。 


これは舞台芸術の盛んなお国柄だからかもしれないけれど、 
ファイヤーダンスを取り入れた舞台としてファイヤーアートは発展しています。 

ストーリー性があって、(分かりにくいのがおおいけど) 
衣装は素晴らしいし、演出もこっている。 

何より女性が多いから華やかだし、カッコイイ。 



もちろんふりつけもいろいろあって見飽きない。 





あ、うそです。 



10チームも見ていると、似通ったパフォーマンスが少なからずあって、 
どうしても飽きてきたこともあった。 




それは大人数で振り付けをつけると、 
全員が出来る範囲がメインの振り付けになるからそうそう難しい動きはできない。 

そしてみんな近い地域だから考えも似てくるのだろう。 
それが今後の課題だろうけれど。 


それでも10名ほどの大人数で、しっかりとした振り付けをつけ、 
一つのショーを作るレベル、パフォーマーの人数、場所に恵まれている、 
そんな彼らをうらやましく思った。 



なんにせよ、ファイヤーシアターのコンテスト審査員に、 
向こうでポイマスターYuta Imamura と呼ばれた人が選ばれました(苦笑 


渡された審査用紙に書かれていたのは10組(だったかな?)の名前と白枠がひとつずつ、 
そして 





「Max 5points」 




とだけ書かれていました 





なにを審査するんだ!たった5点で!!! 



という驚くほどシンプルな審査用紙を渡され、 


「7番目がおわったらパフォーマンスしてくれ」 



と、突然言われたり。 


「全員審査しなきゃ不公平でしょ!」 


っていうと、 


「ああそうか、じゃあ最後でおねがいします。」 



との事。 




そして 

「最後の組がおわったらすぐに踊ってくれ」 



と、かなり冷え込んできた審査員せきで言われ、 


アップとか、着替えとか、ポイの前焼きとか、そんなのまったくカンケー無い、 

大慌てな時間進行。 


着替えは人生初の救急車の中、しかもウクライナの救急車。 
(消防・救急車全部ありました) 


おお慌てで着替え、(しかもおなかがいたかったけど、トイレは1000人を越える大観衆の反対がわでいけなかった) 


アップも数分。 


are you ready 


と数十秒置きに言われ、 


「OKOKもういきますよ!!」 
「音楽は舞台上で火を両方につけたら、かけてね、」 


「うんわかったから!!頑張ってね!」 



といわれて舞台に進んだあとの映像がこれです 

↓↓ 

しっかり音源は打ち合わせ無視のスタートでした。 


でも最後の終わりは今後再現できるか分からないほど決まりました。 
感動しました(自画自賛) 






こんなパフォーマーに都合が悪すぎる流れは、 

主催の90%がポイを知らない、ファイヤーダンスなんて見たことない、 
そんな人が作っているイベントだから。 


JFFを9割りの主催がポイを知らずに当日を迎えたようなのが、 
East Fire Festival 


すごかった。 




でも、人はみな温かく、面倒見がよくて、 

俺のことを知らない人も、み~んなあたたかく迎え入れてくれた。 


人を助ける。 
友人の友人なら誰でも仲間。 


そんな暖かい国民性がこのイベントを支えていました。 



ポイが無ければウクライナに行くことは無かったでしょう。 


想像もしたことがなかった国に、今ではたくさん友人がいて、 
ちゃっかりニュースでインタビューにもでて、 

夢のような大忙しなうくらいな遠征でした。 


話すねたはまだ山ほどありますが、 

これが今日の動画の説明です。 

おやすみなさい。


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