舞台・パフォーマンスを見て

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2月1日の出演した舞台、
2月3日のダンス舞台、
2月5日のアンビバレント。

短い間隔でたくさんのパフォーマンスを見て、
いろいろ勉強になりました!アンビバレント

・自分のもつ利点

まず、自分のパフォーマンス、ダンスで、
一緒に作ったつかささんや音のおっち〜さんから
いろいろと教えてもらいました。

そして気づいた事


自分はとても恵まれたパフォーマーとしての環境を生まれ持っている!


ダンスがどんなに上手くても、
生まれ持った体の大きさは変えられない。
逆に生まれ持った体の大きさはそれだけで武器。


当たり前だけど、それを意識するようになれた。
舞台を見に来た人のうち多くの人が言うこと


「腕がめちゃくちゃ長く見えた」


これをもっと有効活用しなくては!
長いものをもっと長く魅せるための振りを。
腕の使い方を。


やっぱり腕の角度一つをとってもダンサーとは明らかに違う。
彼らは何気ない動きがとても滑らかで美しい。

でも多分腕は俺のほうが長い。

だから滑らかに動く長い腕にすればそれだけで、
他の人にまねできない印象的な動きになる!

先生に教えてもらおう。


・パフォーマンス

コンテンポラリーの作品は、
まだ自分にはわからないものが多い。
それは自分以外の人も分からないことが多いかもしれない。


ものすごく雰囲気のある、
いかにも何か意味のありそうな動きをするのだけれど、
最後まで見ても良く分からない。


作品名があって、
その名前の意味する何かがぼんやりみえるけど、
何もわからない。


一生懸命みるけど、つかれるだけでよく分からない。
が正直な感想になることがおおい。

ものすごく綺麗なダンスを見せてくれる場合は、
それはそれでとても満足のいく舞台になる。

でも何か意味を求めてしまうと疲れる。

そして自分はどうなのか??

これまでの自分は「ポイ」を使って、
見ている人を楽しませることが中心で、
曲を選び、振付を考えて
「ああ、きれいだったなぁ」
と思えるものを作っていた(つもり)


でも、これからもっともっと深く追求していくと、
きっとポイで何かを表現することをやるはず。
ダンサーと絡んでいくならなおさらだ。


そのとき、自分が自分を見失わないようにしないと。

あやふやな、ぼんやり見えそうで見えないテーマをポイで魅せて、
「綺麗だけどなんだったんだろう?」
ってならないように。


アートは深くなればなるほど、見る人を選ぶのかもしれない。

でもポイが広まるためには、
まずは一般的に受け入れられるものを作りたい。


まずはというか、ずっとそれだと思う。


見ている人に楽しんでもらいたい、感動してもらいたい、
というのが自分のポイの根底にあるから。


シンプルに分かり易くて、でも美しくて、
感動できて、みんなが楽しい時間を過ごせるパフォーマンス。

それがアンビバレントに有った。
見ていてわくわくしたし、
自分の創作意欲も刺激された。

いつかアンビバレントと一緒に何か作らせてもらいたいと思った。


そんなパフォーマンスをするために、自分はどうしたらいいのか??

・構成

2月1日のポイの構成を作るとき、大分行き詰った。

でも、ダンサーの視点から見たアドバイスや、
自分の考えたパフォーマンスのありかたから、
単純なことをもっと意識しなきゃってきづいた。


見ていて飽きないものをつくるには。
動きがかぶらないようにする、
曲にあわせて盛り上がる動きを入れる、
会場を有効に使う。
とかとか、いろいろ考えたけど、

単純に、コントラストを意識することが重要じゃないかと気づいた。


速い・遅い、高い・低い、大きい・小さい、うるさい・静か、
明るい・くらい、横・たて、シンクロ・アシンクロ、動方向・異方向、
動く・止まる、近い・遠い、難解・容易、水平・垂直、長い・短い


ポイだけで考えて、こんだけの形容詞の対が思いつく。
これを偏り無く、効果的に振り分けていければ、
それだけで見ていて楽しいパフォーマンスになると思う。


でもこれを常に考えるのは大変だから、
自分のパフォーマンスの構成を作るうえでのヒント程度に考えたほうがいいかも。

曲との相性や、
魅せたいコンビネーションを
先に考えておいて、その全体像を見直すときに、
これは大きなヒントになるはず。


というか、これをみんな普通に考えていたのかな??

眠くなってきたので、また今度続きを考えます。


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