Kiss X4の最近のブログ記事

2011年12月24日 製作期間1年以上の超大作の映像作品『POICLOCK - ポイクロック』を公開しました!
きちんと概要をまとめてからポイコミュニティー上に告知しようと思っていたため随分遅くなってしまいました。

Poiclock300.jpgのサムネイル画像

ずっと企画は頭の中にあったのですが、2011年に入ってから本格始動し、パフォーマーのAsuka,Togo,Tomo,Hosuke,おこたんぺと週末や平日夜の練習を重ね、カメラ班のYuki君やおこたんぺと打ち合わせや現場下見を重ね、2日わたり撮影。素晴らしい音楽はトリドリファクトリーの巻く音さんに作曲してもらい、華麗なシステムはポイコミュニティーのシステムのサポートでも凄くお世話になっているちゃおさんが頑張ってくれました。様々な公的文書のやり取りやプロモーションのアドバイスにはJFFオーガナイザーのサトルさんにお世話になり、かわいいパックンポイは遊び場GREEN&おこたんぺに使わせてもらい、一時救出が絶望視された緑パックンはTomo君のおかげで回収でき、おかげで彼はドイツやスイスに行くことができ今ではNickとともにPlaypoiビデオに出ています。
そんなみんなの協力のおかげで数年前からいつかは作りたいと思っていたPOICLOCKがついに完成しました!やりました!

POICLOCK 面白いなぁ!と思われた方は是非サイトで大きいサイズでご覧ください!音楽もOnにするとより楽しいですよ(下の埋め込みは音楽OFFにしてありますがアイコンをクリックすると再生できます。
ブログパーツを無料配信しているので是非使ってくださいね!

http://poicommunity.com/poiclock/


上のPOICLOCKの埋め込み時の設定は・・・
Local Time : EBINO / JAPAN (日本全国47都道府県+1市と世界各国の主要都市からお選びいただけます!)
Size: Larg
Music: OFF

以下ポイクロックの概要です。ポイクロックをブログやmixi,facebookなどで紹介してくださる方はご自由に使ってくださいね。
もう少し公式な文章は後日ポイクロックサイト上で公開予定です。

止まらない、止められない! 24時間動き続けるポイの映像作品 『POICLOCK - ポイクロック』 

僕らが愛してやまない、国境・性別・世代を超えて広がるエンターテインメント&パフォーマンストイ『Poi - ポイ』をより多くの人の目に触れてもらうことを目的とした映像作品『POICLOCK - ポイクロック』 をPOICOMMUNITY特設サイト上で公開しました!このサイトでは時計機能をもち24時間再生可能な『POICLOCK - ポイクロック』と、同『POICLOCK - ポイクロック』のブログパーツの無料配布を行っています。
http://poicommunity.com/poiclock/

 poicloc3.jpg

概要

一度見始めたら楽しくてなかなか止められない、まさにポイそのもののような時計、それがPOICLOCK - ポイクロック!面白い!と思ってくれた皆さんがブログやホームページに貼り付けることでさらにポイを目にする人が増え、やがてポイが日本でも世界でもメジャーになっていく!そんな私たちポイスピナーの夢がこめられた作品です。
(このシステムは偉大な先人であるUNIQLOCKにインスパイアされ、全てPOICLOCK のプロジェクトチームが自前で製作しました。)

POICLOCK の展開

<WORLD POICLOCK 企画第一弾開催中>

POICLOCKサイトの公開にあわせ、世界中から5秒動画を募集し、その動画をもとに作成する参加型のPOICLOCK、『WORLD POICLOCK』企画も開催!一発ネタから作りこんだ振り付けまで何でもOK!皆様からの5秒ポイ動画の投稿をお待ちしております!
投稿された動画でつくるブログパーツは1月中旬以降無料配信いたします。
http://poicommunity.com/poiclock/world/

<特別企画 EJC CLOCK 近日公開予定>

世界最大規模のジャグリングコンベンションEJC (European Juggling Convention) 2011 in ミュンヘンで撮影した映像を元にEJCバージョンのCLOCKを作成いたしました。超絶テクニックを披露する有名ジャグラーからジャグリングを始めたばかりの子供まで出演しています。EJC参加者もそうでない人も、皆が楽しくなる作品です。

POICLOCK 利用方法

1 特設サイト
特設サイト上にアクセスすればいつでもPOICLOCKをご覧いただけます。全画面表示にすればPOICLOCKをフルサイズでお楽しみいただけます。自宅で、職場で、インターネットカフェで、全画面表示にして周囲にアピールしてください。

2 ブログパーツ
自分のブログやホームページに使用したい方はPOICLOCKサイト http://poicommunity.com/poiclock/ にて発行する埋め込みコードをご利用いただけます。
デザインにあわせ大小二つのサイズ、デフォルトでの音のon /off, 時計で表示する都市名 / 国名 を選択しカスタマイズした時計を作ることが可能です。

3 Windows 7 デスクトップガジェット (近日配信予定)
Windows 7 デスクトップがジェットとしての配信を予定しております。

4 iPhone アプリ (公開未定)
iPhoneアプリとしての公開を予定しております。

ポイとは

ニュージーランドマオリ族を起源とし、ジャグリングやファイアーダンスの一種として近年世界中に広がりつつあるエンターテインメント&パフォーマンスアート。紐の先のおもりがついた道具をポイと呼び、両手に一つずつ持って回しながら踊ります。ポイを回す開放的で爽快な感覚は誰もがあっという間に魅了されてしまいます。

POICOMMUNITY (ポイコミュニティー)

『ポイ -POI- 』って何?という初心者の方からポイ上級者の方まで、みんなが楽しくポイ情報を共有できるポイ総合情報サイトです。

POICLOCKに関するお問い合わせは

http://poicommunity.com/poiclock/contact.html
E-mail : yutapoi@gmail.com
主催: Yuta (今村勇太)
までお願いします。

タイからミュンヘンに到着した後、深夜に予約していたバックパッカーズホステルに行き、後ほど合流するおこたんぺの分も合わせてチェックイン。
しばらくしておこたんぺが到着。おこたんぺと、おこたんぺに連絡をして合流したという、彼(名前菊の忘れちゃった)としばらくロビーで盛り上がり就寝。快適な宿でぐっすり眠れました。

おこたんぺと町に買出しへ。

おこたんぺはガス缶を求めて、自分はSDカードの予備と筆記用具とサンダルを探しに。
たぶんこっちに行けばいいんじゃない?という感覚で進んだ方向にが実はぴたりと町の中心部。

二人ともコーヒーが生活の一部になっているのでおいしいコーヒーを求めて通りの入り口で朝食にしたけどコーヒーは自動の機械でつくるやつでがっかり。だけどドイツの町並みを眺めつつ飲むコーヒーはやっぱり特別。いつもは海外の友人や初めて会う人と行動するからけど普段一緒にいる仲間と過ごす落ち着いた海外もまた楽しい。

1年前にMAXでベルリンで案内してもらった電気やSaturnも即発見。
ミュンヘンの古い町並みを散策しつつ買い物へ。

途中大道芸人も発見し、暑い中凛とした雰囲気でがんばる彼女と記念撮影。

街中にある見晴らしのよさげな塔に観光客を発見。気持ちよさそうだから行くことにする。
入塔料金?は1.5ユーロだったかな?
ひんやりとした石造りの塔は上っても上っても終わりが見えず、てっぺんにつく頃は汗だくに。
長い道のりだったけど見晴らしは最高。足がすくみました。

どこかはわからないけどきれいな教会や塔、市場を通り抜けて美術館に向かったけどあいていなくて再び市場へ。ドイツっぽいものを食べようということでソーセージやら肉を頼むもののあぶらっこさにしばらくはいいやと思いました。

ガス缶はみつからず、駅近くの薬局でレジのおばちゃんに尋ねるも
No!
と跳ね除けられる。普通に良い感じで会話していたのに、突然
「そんなもんあるわけないよ!」
的な対応をされて参ってしまう。。。

☆EJC2011の旅の記録をリアルタイムで配信!!☆
する予定だったものを加筆・修正して旅終了後にこつこつ配信予定です~

 

今回の旅の始まりはバンコク。

タイ航空でバンコク乗り継ぎ~ミュンヘン
という乗り継ぎを選択。
というかそれしか残っていなくてどうしても乗り継ぎの際に一泊しなくてはならず、
それならば久しぶりにカオサンに行き、ドイツで使うものを安くかって行こう!とカオサン泊をきめた。

うわさによるとエアポートバスが廃止になっているとのことだったが、確かになくなっていた。

ツアーデスクや、空港内にいるTAXI看板をもった人に聞いたタクシーの価格は1000B、調べていた価格よりはるかに高かったので1FのPublic Taxi乗り場へ。

写真は1Fのタクシー乗り場。

ここには受け付け担当の人がいてその人に行き先を告げるとなにやら記入したチケットを渡されて順番に待っているタクシーを案内される。

おそらく英語のできないタクシー運転手への配慮でもあるのだろう。
カオサンまでは400Bくらいになると案内の人に言われたのでここでTaxiを手配。

I CANT SPEAK ENGLISH

というおっちゃんに乗せてもらい、静かのな車内をすごす。

Where From?

ときかれJapanというとAh Very Cool!
とだけ言ってうんうんそうかそうかと言ってた。
自分もタイ語をいくつか用意しておくのだったと思った。
サバーイ

高速から見える景色は静かで、タイっぽい雰囲気はなく整然としている。
高速をおりると徐々に屋台が見えたり、細い路地でなにやらにぎわう人たちが見えたり。
ああ、タイだ、という空気が漂い始めて自分が旅をしている自覚が沸く。

45分程度ドライブの後それまでとは異なる雰囲気が見え始める。
やけに派手なトゥクトゥクやギラギラするような明かり。
タイ人には見えない白人系の人が増える。
突然やかましい雰囲気になる。
すると一際人が多く、道に飛び出した派手な看板やネオン、大型テレビジョンまである不思議な通りが現れる。カオサン通りだ。

出発前に思い出して聞いたLeftfieldのSnakebloodが頭の中を流れ旅人の血が騒ぐ。
カオサンで Wanna Drink Snake blood?なんて聞かれたことはないけど。

別にこの騒がしい町の店のバーで飲んだり踊ったりしたくはないけど、
通りのエネルギー、集まる人のあふれるエネルギー、世界中のエネルギーが交差する旅の通過点で中心的なこの通りは魅力的だ。
自分の中のアンテナの感度をひとつ上げてくれる。それが良い。

といいつつもとまるのはカオサンからは少し離れたところが良い。
カオサンの通りの先にある寺の裏通りは少し落ち着いていてる。
のりさんお勧めの宿 Secret Gardenに行き、最後の一部屋だったダブルの部屋600Bに決める。
カオサンでは100B以下でとまれるところがいっぱいあって、自分も6年前はそこに泊まったりしたが安心できない要素が多い。水のシャワーだったり、トイレが汚かったり、盗難を心配しながら寝たり。
旅というよりも旅のおまけという気持ちできたし、一泊だから多少高い気はするけど即決。まあ普通の感覚だったら格安だけど。
エアコン・温水シャワーつき、きれいな部屋、ここちよいベッド。これまでとまったタイの宿では一番居心地よかったと思う。

部屋で準備をした後、夜のカオサンへ。
カオサンをくまなく見るが両替できるところがない。
ATMでは手持ちのクレジットカードは受け付けてくれない。
所持金200B程度。鍵のデポジットで500B取られたのが痛いし、なんとなく自分の感覚がおかしくなってた。

「あれ?昔タイであまったお金が2000Bもある!これで買い物してこよう!」

と思ったのだがよく考えたら全然多くない。

カオサンを端から端まで歩き、両替できず。宿に帰ってデポジット500Bを20Euroに代えてもらうことで何とかお金を増やしたがその時点で11時半。腹も減って店もしまりつつあったのでまずはタイ料理!ということで昔行った事のある寺の裏通りのお店で食事。
4年前となにも変わらないお店。

店の前に魚が並び、魚料理を多く出してくれる。
でもソムタムが食べたかったのでまずソムタムとシンハビール(店の人はシンっていってたけどシンハは外国人が勝手に決めた呼び方??)そしてえび入りのチャーハン。

あ~タイだ!タイに来たんだ!

と、おいしいタイ料理とビールに癒されこのままタイにいたい気持ちが沸くがタイはただのトランジット。目的地はEJCだ。

辛いソムタムがビールを頭に回し、よいが回ってくる。
外は12時すぎなのにひっきりなしに人が通る。

誰も知る人はいない町に自分がいて、知らない人と仲良くなり新しい道を作る。
そんな旅人的感性が自分の中にあるのを久しぶりに感じる。

海外には出るけれどそれはポイの旅で必ず自分の知人や、自分を知る人がいてくれる。
もちろんそれは自分が行動した結果生まれた自分にしかない旅の形だけど、まっさらな状態での旅のほうが感覚が研ぎ澄まされ成長する気がする。

たとえばこのタイでこれからしばらく生活するとしたら、自分はどうやって自分を知ってもらい自分の居場所をつくるのだろう?
どうやって自分を表現できる場を作っていけるだろう?

そうやって積極的につながりを広げていくって言うのがオーストラリアで旅をしたころの自分のスタイルで、それがそのまま生きるってこと。

今の自分は積極的に自分を表現できているのだろうか?出会う人に真剣に自分を表現しているだろうか?繰り返す日々の中で大切な感覚を忘れていないだろうか?

EJCでの自分のあり方、心のもち方をタイに来て考えることができて良かった。

翌朝開店まもないお店でバッグとEJCで遊べるおもちゃを購入し、サンダルがほしかったがまだお店が開いていなくて買えず、買う予定のなかったミニスピーカーをディスカウントして購入。300Bでカナリいい音。PCのスピーカーが貧弱だったので助かりました。タイで見かけたらお勧めです。

Kaidaer

空港に出発1時間30分ほどまえについた。

そこで予想外の空港使用税700Bを取られてしまった。
昨日空港を出るときに聞いたらTaxなんてないよ~と言われたのに。
まあそのときにTAXないはずはないけど、そんな高くはないだろうと思った自分がいけないのだけれど。

結局タイで一番高額な支払いは空港使用税。トランジットでタイに入国する人は700Bかかるので検討したほうがいいでしょう。

タイからミュンヘンまで11時間半。
飛行機はすいていて自分の列は空席で広々。せっかくなのでタイの日記を書いてますが今後EJCでこんなに長文書くことはないと思うけど、できるだけ定期的に発信していきます。

 

送信者 2011_08_04

 

ちなみに今使用しているPCはSONY VAIO SA、本当はVAIO Z21が良かったけど、SAも良いです。
暗い機内でもLEDバックライトキーボードで快適です☆

2011年5月、アメリカで撮影した LOOOOP x Flowtoysの映像。

Camera は Canon Kiss X4 / 550DCanon Kiss X5 / 600Dで撮影。

Performer

LOOOOP (Hanna Tina Thomas Francois )

floooop.jpg

場所は夢が生まれる場所、Flowspace

 

flowspacefisyeye.jpg

撮影の流れ

この映像は僕がアメリカに到着した日から2日間、昼は4人でこれまでに練習していたルーティンの再構築や、新しいアイデアによる新ルーティンの作成など行い、夜は実際に撮影しつつ色合いや映り具合、照明の確認を行いました。その間時差ぼけと体調不良で僕はぐったりしてましたが、2日目にLOOOOPからYutaだけ一人でいるのは心苦しいし、是非カメラマン&ディレクターとして参加して欲しいといわれ、参加することになりました。実際一人でFlowspaceの端っこにいるのはすんごく寂しかったのでうれしかったです。

そして3日目(木曜)の夜から撮影開始。木,金,土,三日間夜3時ころまで撮影してとりためた映像を編集したのがFLOOOOWでした。長い撮影でした!

振り付け

Fransois(フランソワ)を中心にパートナーポイを2名、3名、4名、色々組み合わせていました。長いルーティーンは1,2個で、それ以外10秒程度のシンプルな動きを異なる角度やステップ、立ち位置を変えたりして見栄えの良いものを選んでいきました。

彼らの衣装もカラフルでFlowtoysにぴったりでお洒落。ユニクロに多大な影響を受けたといっていましたが、きっと多くの人がユニクロに影響を受けているのでしょう。僕もです。

せっかくなので撮影の裏側をポイカメラマンの視点から解説してみようと思います。

Camera

先日X3からグレードアップしたX4 (with Magic Lantern ) と Thomas から頼まれて日本から買っていったX5の2代替性で撮影しました。

Magic Lantern マジックランタン とは Canon の一眼レフをより使いやすくするため、海外の頭のいい人たちが構築し続ける改造ファームウェア。

動画で言うと、録音のオーディオメーターが出たり、白とびや黒つぶれをしている箇所をゼブラパターンで警告してくれたり、ピントリングを触ると液晶画面に拡大表示される窓がでてきたり、ありとあらゆる便利な機能がついています。

写真ではタイムラップ撮影ができたり、液晶に顔を近づけるとディスプレイが暗くなる際に使われているセンサーを利用したリモート撮影機能がついたり、いろいろすばらしいことができるようになります。

ただ、完璧なソフトウェアではないので、最悪の場合カメラが損傷するケースがあるそうです。なので自己責任でハラハラしながら使うことになります。

詳しくはYoutubeに解説動画もあります。興味があればどうぞ http://www.youtube.com/watch?v=ay8JT3Qkbqs

映像サイズ

60fpsでの滑らかな映像が良いねとの話でThomasと720P 60fpsにしました。

露出設定

フロースペースにはすばらしい照明機材が2個あり、それの角度を変えつつ、X4にインストールしてあるMagic Lantern で画面に現れる黒つぶれ表示を参考にし、メインのパフォーマーの上半身までが写る設定にしました。背景とズボンは黒で溶け込んでいるような感じにして、浮遊感を出すことにしました。

シャッタースピードは基本1/60であとは好みの被写界震度でISOによるコントロール。

センサーはX4,X5とも同じなので設定が全て同じであれば出てくる映像も同じになるので楽でした。

Picture Style & White Balance

最初よりリッチな色表現をするためにPicture StyleにCine Styleを使おうとしましたが、結局その後の編集でカラーコレクションをして色を出す、という手間がかかることからPicture Style は Standard で、White Balance は太陽光でそろえました。

EOS Utility でホワイトバランスに色温度を設定できると思っていたのですが、ソフトウェア側で Kissシリーズであることを認識すると Kの表示がグレーのままで選択できないようにする設定でガッカリ。そういうところでも Kiss シリーズと上位機種を分けるようにしているようです。

Magic Lanternで設定できますが、X5にはMagic Lanternを搭載できないことから(2011年5月現在)通常設定で指定できる太陽光にしました。僕は白色蛍光灯の色合いもいいと思ったのですが、太陽光の方が色が若干濃く見えたのか、LOOOP側の希望にあわせました。

X5の利点 X4の利点

X5の利点

kissc5monita.jpgなんといってもバリアングル液晶!自由な角度で液晶を眺めることができるのは何にも変えがたい便利さ。よりビデオカメラとしての使いやすさが高まっています。

今回の撮影での例で言えば、室内の撮影でできるだけ縁者から放れて撮影したい場合、壁際での撮影になります。その場合も液晶を反転させれば楽にフォーカスチェックができます。

また映像中の 1:05や1:54などで見るような上からのアングル。これはFlowspaceのSkyloftとKichenをつなぐSkywalk ( catwalk)上から三脚につけたカメラで撮影しました。X5なら画面を確認しつつ撮影できて楽チンです。

あと、LOOOOPが映像確認するときもいちいちカメラを反転させて見せなくても、液晶をひっくり返せばカメラの位置を動かさずに相手に映像確認をしてもらえます。

とにかく最高でした。

X4の利点

Magic Lantern による液晶上での黒つぶれ、白とびの確認ができる点。
X4,X5の液晶が実はものすごく綺麗なため、PCディスプレイ上ではぼんやりとして見えない色がはっきり見えたりします。液晶にあわせて露出設定をして、後ほどPC上でみるとほとんど真っ黒で見えなかったりして調整が二度手間です。

しかしMagic Lanternで表示される黒つぶれ警告を目安にして撮影すれば液晶の明るさ設定がマックスでもミニマムでも関係なく、安定してもく視認できます。

でもX5でMagic Lanternが稼動する日も近いでしょうし、すでにテストが進んでいるようなのでこれから購入する人がX4を買う利点はほとんどないでしょう。

撮影スタイル

Lensは基本 18-55の標準レンズをどちらかのカメラにつけておき、もう一方で 50mm F1.8 か 30 mm F1.4の単焦点レンズをつけてパリッとした映像をとりました。

EFS 18-55 mm

Canon EF-S レンズ 18-55mm F3.5-5.6 IS

スタジオの奥行きは30mmや50mmにすると十分ではないため、4名全員を撮影するときは18mmの広角でF4 1/60 ISO800 or ISO 1600 くらいで撮りました。

また HAGUE Mini Motion-Cam Stabilizer を使用して撮影するときは18-55の18mm固定で撮影対照との距離を大体一定にたもちつつ撮影しました。(残念ながら今回の映像でMMCで撮った映像は採用されていないようです。迫力のある映像が結構いっぱい取れたのですが、まあ使いどころは難しいですね。1:18の部分を一人目から順番に平行に追っていく絵は美しかったのですが)

30mm F1.4 Sigma

30mm F1.4

F1.4の被写界深度の浅さを使ったショットは映像中の2:01からのリバースショット。自然すぎるピントの流れに自画自賛です。ポイを追わずに一人に注目するとピントが流れているのがわかると思います。撮影前に一人目と4人目にピントを合わせ、大体の位置をつかみ撮影しながらぴんとを流しました。

またピントの浅さだけではなく、F2~F3.5まで若干絞った状態の鮮明な絵も標準レンズには出せないクオリティーです。おなじF3.5でも18-55mmのF3.5と30mm単焦点のF3.5は全然違います。

EF 50mm F1.8 II

Canon EFレンズ EF50mm F1.8 II

今回もっとも使いどころが難しかった焦点距離だと思います。

実は大体18mmか30mmで撮影し、あまったカメラについている50mmではここにあわせておけば何か使えるかな?程度のサブカメラで使いました。よく覚えていませんが、1:02あたりは固定で置いておいた50mm F1.8だと思います。あと0:27あたりもかな・・・?

50mm F1.8も同様に50mmで撮ることが決まっていれば確実に出てくる絵の細かさ、繊細さはズームレンズにないクオリティーです。

TF-115

TF-115

大人気のフィッシュアイ!

だけど、今回のスタジオだと写らなくていいところまでうつっちゃうね、ということで全然使いませんでした。

しかし、最後のエンドクレジットでTF-115のフィッシュアイ動画を採用してくれていました!Flowspaceで撮影したよ、という記録にはよかったようです。やっぱりあってよかったTF-115。大勢が参加したFlowpartyの記念撮影でも活躍しました。

flowparty

三脚

Seanが昔から使っている写真用の大きい三脚にメインのカメラを固定。サブカメラは機動性を重視し、自分の持参した小型三脚SLIK MINI IIをテーブルなどに置いたりして撮影。イベントにも持っていって簡易ステディカムにしたり、体にあててカメラを安定させたり、まあ使い勝手が良いです。

総括

今回のLOOOOPの撮影、全然カメラマンやる話なんてしていなかったけど、同じFLowspaceに滞在し、夜彼らが撮影すると自分はすることないのでカメラマンを担当しました。もちろんカメラ好きだし、ポイスピナーなので楽しかったです。

自分がポイを回して誰かにとってもらうとき、「なんでこの角度なんだ!」とか「ポイはみ出ちゃってる!」とか残念なことが多いけど、LOOOOP側からはそういう残念な声が全然なかったことは、スタジオがいいのはあるけど、これまでいろいろ撮影してきた自分のカメラスキルも良かったからかな?と自画自賛です。

撮影中に「画面が暗いね~」とか「ピントがあってないなぁ」とか余計な心配事をせず、「もうちょっとタイミング早くしようか」とか「立ち居地を少し変えてみよう」とか自分達のパフォーマンスに集中できる環境がある、これは映像撮影においてとても大切なことだと思います。

日本でも一眼動画を操るポイカメラマンがどんどん増えることを期待します!いつかだれか僕を撮って下さい!

Canon Kiss X4 / T2i / 550D Canon Kiss X5/ T3i / 600D
Canon デジタル一眼レフカメラ EOS Kiss X4 Canon デジタル一眼レフカメラ EOS Kiss X5

LENS

 

Canon EFレンズ EF50mm F1.8 II Canon EF-S レンズ 18-55mm F3.5-5.6 IS 30mm F1.4 TF-115
Canon EFレンズ EF50mm F1.8 II 単焦点レンズ 標準 Canon EF-S レンズ 18-55mm F3.5-5.6 IS EF-S18-55IS シグマ 30mm F1.4 EX DC/HSM DIGITAL KING 一眼レフ用コンバージョンレンズ 0.25×Superwide 52mm TF-115 52

Kiss X5、本日発売開始のようです。購入はしていませんが、気になるカメラです。

たぶん、僕と同じでほしい、と思っているポイスピナーもいるかもしれないので気づいた情報をシェアします、買ったら様子を教えてください。

いろいろみていて、Kiss X3と比べ面白うそうだと思った機能を並べると

ショートムービーの作成も簡単。ビデオスナップ機能を新搭載。

写真:ビデオスナップ設定画面短い動画(シーン)をつなぎ合わせて、1つのショートムービーが作成できるビデオスナップ機能。1シーンの撮影時間は、「約2/4/8秒」をご用意。メニューの[ビデオスナップ]から選べます。〈ライブビュー撮影/動画撮影〉ボタンを押して撮影をスタートすると、設定した時間で自動的に撮影が終了。[撮影をしない]を選ぶまでビデオスナップ撮影が行われます。また[撮影をしない]や秒数を切り換えるなどの動作を行うと、新規のビデオスナップアルバム(ショートムービー)として保存されます。

  • 1つのビデオスナップアルバムに、異なる秒数を混在させることはできません。

図:ビデオスナップアルバム概念図

これをうまく使えば、たとえばポイイベントでどこかに行ったときに、各地の風景やイベントの様子を簡単なレポートにまとめることができそうです。

便利そう。

録音レベルを細かく調整可能。風の音を低減するウィンドカットにも対応。

音声はボディに内蔵したマイク(モノラル)で録音。EOS Kiss X5は、新たに録音・音量調整機能を搭載しました。録音レベルは[オート/マニュアル]の切り換えが可能。マニュアル録音レベルは64 段階で調整できます。外部ステレオマイクにも対応しているため、高音質で録音することも。再生音量の設定レベルは11 段階から調整できます。また屋外での撮影時、風の音の影響を低減するウィンドカットにも対応しています。

音の大きな舞台の撮影とか、イベントでの撮影はX3だとバリバリ音が割れていたから助かります。

カメラ内で、動画の再生・編集も。不要なシーンのカットも手軽。

不要なシーンをちょっとカットしたい。カメラ内でそんな編集も簡単に行えます。動画の前後約1秒単位で削除できるので、パソコンに取り込む前の簡易的な編集に便利。編集した動画は、上書き保存・新規保存が選べます。

これも便利。ハイビジョンでたまった映像がかなりSDカードの場所をとるので、ほしいところだけ残せるのはいいですね。

余談ですが、先日SDカードを久しぶりに買い足したら、去年からさらに安くなっていて驚きでした。16G Class 10のSDカードが2000円ちょっとで買えたのはびっくりでした。

ローアングルも、ハイアングルも、液晶モニターをクルリと動かして楽々撮影。

写真:液晶モニター バリアングル開き状態子供の目線から低く撮ってみる。大勢の人の頭越しから撮ってみる。バリアングル機能を搭載したEOS Kiss X5なら、ロー&ハイアングル撮影が楽々。角度を細かく調整できる可動式の液晶モニターを開いてクルリと回せば、無理のない姿勢で、いろんなアングルでの撮影を楽しむことができます。アングルの切り換え、三脚やバッテリーグリップ装着時でもアングルの変更がスムーズにできるよう、横開きスタイルを採用しました。

写真を大きく表示できる。ワイド3型・約104万ドットのクリアビュー液晶モニター。

撮影した画像と同じ縦横比3:2のワイド画面。しかも高精細、低反射設計。

同じ3型の液晶モニターでも、縦横比3:2の画面は4:3よりも大きく表示できるメリットがあります。撮影した画像が3:2で、画面全体を使って画像を表示できるからです。また、約104万ドットのクリアビュー液晶モニターを採用。表面には、反射防止/汚れ防止コーティングを施しているので、ピントチェックも快適に行えます。液晶の明るさは、7段階から調整可能です。

写真:3:2(EOS Kiss X5)と4:3(EOS Kiss X3)の比較

[記録画質とフレームレート]

 

記録画質記録画素数
(約・万画素)
フレームレート(fps)アスペクト比
フルハイビジョン 1920x1080 30/25/24 16:9
ハイビジョン 1280x720 60/50 16:9
SD 640x480 30/25 4:3
SD 640x480 30/25 4:3

液晶モニターが動くのは最高です。

先日も舞台本番の映像撮影をしましたが、モニターが見にくいので、長時間変な姿勢になる必要がありとても疲れました。

X3と比べると液晶も大きく、しかも可動式。素晴らしい魅力・・

そしてなにより 1280 x 720 での 60fps撮影が魅力的。Kiss X3では半分の30fpsでしか撮れず、時々映像が飛んでる感じが見て取れて、見にくく思うことがあります。

60fpsで撮ればよりなめらかな映像、そしてうまく編集すればハイビジョンスローモーションも作れます。

上の映像はKiss x4で60fps撮影したものを引き伸ばしてスローにしたもので、すごく滑らか。

こんな風にポイやダンス、ジャグリングをとると楽しそう、いえ、楽しいです。昔カシオのハイスピードカメラで撮ったときも楽しかったです・・・

その他細かい部分の違いはありますが、ポイカメラとして考えたときのアドバンテージは上記のようなものですね。
※あとワイヤレス発光ができるという特徴も本格的なポイ写真をとるときには魅力ですが、対応のフラッシュの購入が必要です)

ということは、実はバリアングルやスナップ動画など以外は実はX4でもできる部分が多いので、今一眼レフが無くて、購入検討中の人はX4が超お買い得な時期かも知れません。

さらに機体のサイズや重量が苦にならなければ、より高性能で価格が現時点ではやすい、60Dがかなりお得な値段です。

もし動画がいらなくて、綺麗な写真がとりたいのであればX3が凄く安いです。少なくともポイコミュニティー内で撮影されている画像は現時点で全てKiss X3です。

Kiss X3 Kiss X4 60D Kiss X5
2009年 4月 2010年 2月 2010年11月 2011年 3月
楽天でみる 楽天でみる 楽天でみる 楽天でみる

先日カメラの性能比較サイトを発見したのでリンクを張っておきます。

英語ですが、リンク先をみるとウエのほうから順番に、

「600D購入を検討する理由となる利点」
「XXX(比較対象機種)購入を検討する理由となる利点」
「最近の一般機種との比較」

という項目でみやすくでるのでこれをみながらいろいろ妄想してしまします。。。

600D(Kiss X5) VS 60D

600D VS 550D (Kiss X4)

600D VS 500D (Kiss X5)

600D VS 7D

600D VS D7000(Nikon)

やがて作るポイクロックの映像撮影や今後のパフォーマンス撮影を考えていくとやっぱり買いかえようかと思ってしまいます。

Date Title
2010年4月29日 08:32
Kiss X4 スローモーション 動画 Temple of Poi Expo
canon Kiss x4 のHD 60fpsで撮影された映像です。炎が作る空気の層の揺らめきまで見えます。こんな映像が当たり前に撮れる凄い世界になってきました